第90回絵画部 新メンバーと受賞者の言葉
五島 綾子
会員推挙
準会員優作賞
この度、90回記念国展におきまして準会員優作賞を受賞と会員推挙を賜り、誠にありがとうございます。歴史ある会の一員として寄与し、制作になお一層精進してまいりたいと思います。初出品時の展示風景を、昨日のことのように思い出します。ただただ、良い絵を描くこと、何を描きたいのか自問自答の日々でした。これからも、純粋に絵を描き続けたいと気持を新たにしております。今後ともご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします
麻田 征弥
会員推挙
損保ジャパン美術財団奨励賞
国展90回記念展におきまして、会員に推挙して頂いただけでなく、損保ジャパン美術財団賞を頂き、大変嬉しく思っております。これまで絵を描き続けることができましたのも、国画会の先生方や皆様からのご指導、ご鞭撻に支えられてのことと感じております。私の描くテーマは、時間とともに忘れ去られそうな、ものの存在感や不確かな記憶にあります。描くことで、それらを確かなものとして心に残すことができるよう、今後もより一層努力して参ります。これからも変わらぬご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
碓井 恵子
会員推挙
この度は会員推挙を頂き誠にありがとうございました。これまで励まし導いていただいた諸先生方に感謝申し上げます。これから会員として、自己をどのように表現するか精進して参りたいと思います。 今後とも宜しくご指導の程お願い致します。
大沼 蘭
会員推挙
制作する上で試みていることの一つに、ある部分は理論に則って写実的に、ある部分はシールを貼り付けたように平面的に描きながら双方を無理なく構成してみたいというのがあり、毎回苦戦しています。90年前に「西と東を融合し、新しい絵画の創造を目指して」会を立ち上げた大先輩方の志は、今まさに私が絵の中で取っ組み合いしていることと重なり、自分にとって正しい場所に入会出来ましたことに大きな喜びを感じると共に改めて身の引き締まる思いです。
浜 福子
会員推挙
この度、会員推挙して頂き心よりお礼申し上げます。叶わぬ夢と思っていましたが、こうして会員にしていただき本当に幸せ者と感じています。自分の思いを少しでも表現できるよう清々しい気持ちで心新たにスタートを切りたいと思っています。国画会の一員として微力ではありますが会のためにお役に立つように努めたいと思っております。これからもご指導をよろしくお願いいたします。
福室 千尋
会員推挙
この度は、新会員に推挙して頂き誠にありがとうございます。第90回目の記念の年に新会員となれましたこと、身の引き締まる思いです。国画会の歴史、先生方に恥ずかしくないようこれから精一杯精進していきたいと思います。まだまだ未熟物ですが、絵を描く事だけは大好きです。ますます楽しんで制作していけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
藤井 裕子
会員推挙
国展90周年を迎えた記念すべき年に会員推挙を頂きましたことは大変嬉しく、大きな喜びを感じております。魅力的な作家が沢山おられるこの国展に憧れ、新潟から出品して27年になります。これまで東京で十数回、個展を重ね、沢山の先生方との出会いがございました。刺激を受けながら試行錯誤を繰り返し、導いて頂きましたことに新ためて感謝申し上げます。今後とも一層頑張ってまいります。
村上 一馬
会員推挙
90回記念という節目に会員に推挙していただき、感謝と身の引き締まる思いで一杯です。高校の美術部で描いた油絵に始まり、学生時代はもちろん今もなお、恩師や先輩、仲間に導かれ、触発される自分をあらためて感じています。今後も努力し、国画会の発展に少しでも貢献できるよう、真摯に作品を作り続けていきたいと思います。どうぞこれからも宜しくお願いいたします。
深井 富美子
準会員推挙
90回記念賞
このたびは、90回記念展賞という大きな賞を頂きましてありがとうございます。そして、準会員にも推挙していただき、感無量です。気持ちを切り替えつつ、スタート地点に立ち戻り、今後はもっといい絵を描いていくよう努めて参ります。
宮﨑 雅子
準会員推挙
国画賞
この度、国画賞及び準会員推挙をいただき誠に光栄に思います。やっと納得のいける表現ができたと思った作品でした。それだけにこの受賞は大変嬉しく、これから進む方向を自信に繋げてくれそうです。多くの先生方に支えていただいた事心より感謝申しあげます。
吉川 孝
準会員推挙
国画賞
今年で15回目の出品でした。初心忘るべからず…これからも、とにかく描き続ける、に尽きると思います。受賞を励みに、気を引き締めて、これからの制作に臨む所存です。絵を通じて出会った先生方や地元の仲間、家族や友人には、ただただ感謝の気持ちです。これからも宜しくお願い致します。
飯島 洋子
準会員推挙
新人賞
絵画教室通いが十年になった頃、公募展に出品する様になると、当落の度に喜んだり、がっかりしたり、がっかりの後はまた意欲が湧いて美術館通いを沢山しました。そしてこの度新準会員、新人賞を頂く事が出来たのです。この事は凄い事だと思います。でも夢のような出来事で、初入選した時の舞い上がった気持ちはなく、心が静かなのが不思議です。周りの方々から頑張って!の言葉に力を頂いて、コツコツと描いて行きたいと思います。ありがとうございました。
大坂 美詠
準会員推挙
新人賞
この度は、新人賞および準会員に推挙して頂き、ありがとうございます。コツコツと続けてきた事が、ようやく実を結びほっとしています。これから先も、真直ぐに突き進みたいと思います。準会員として、益々努力し、先輩方にご指導頂き、より一層絵画に精進致します。今後とも、宜しくお願い申し上げます。
冨家 昭雄
準会員推挙
新人賞
今年の作品はコラージュに少し立体的な物としてベニヤ、木材を加え画面全体的にボリュームを出したいとマチエールに苦労しました。厚く塗るだけでは作品に深みや質感が出るわけではなく空想の街創りは描くと云うより創る楽しさです。建築家になった気持ちで自分の世界観が出せないかと考えています。今後はもっとシンプルな構図で色も少なく大胆に深みのある作品にしていければと考えています。新準会員になったのでこれからの作品はレベルアップしていきたいと思います。
野元 清
準会員推挙
新人賞
過日の、東日本大震災とその津波で被災され、悲しい思いをされた多くの方々への、同情とはげましの気持ちを、私なりの絵画によって表現したいと思いました。その方々が、再生と復興へ、大きく羽ばたいて行かれることを期待し、願っています。
大川 愛子
準会員推挙
会友賞
ジューンベリーの赤い実を 早朝から小鳥たちが 夜になるとハクビシンが食べに来ます。昨年に続き受賞 準会員に推挙され 身の引き締まる思いです。先生方みな様の暖かいお支え 家族の存在が 絵の原動力になってます。この頃自分の生き方や経験が作品に影響している気がしています。人との輪を大切に 感性を磨き元気に制作を続けるのが目標です よろしくお願いします。ありがとうございました。
川野 正
準会員推挙
会友賞
初入選の時以来、本当に多くの言葉を戴き制作に向かってこれたことに感謝している次第です。90周年記念の年における受賞の喜びと同時に、制作はいつも現在進行形状態である以上、すでに皆様と一緒に100年へと向かっているのかなという感じを受けているところです。頑張っていきたいと思います。ありがとうございます
高久 恵美
準会員推挙
会友賞
この度は、会友賞の受賞、及び準会員への推挙をして頂き、誠にありがとうございました。大学生であった第70回記念国展での初入選から出品20回目の節目となる今回、このような栄誉にあずかり、大変嬉しく思います。温かい励ましのお言葉をたくさん頂き、勇気付けられるとともに、これからより一層充実した作品を作らねばと身の引き締まる思いです。今後も精一杯努力して参ります。よろしくお願い申し上げます。
櫻井 裕子
準会員推挙
絵画部奨励賞
この度は絵画部奨励賞、そして準会員に推挙していただき誠にありがとうございました。私のような少し変わった作品にチャンスをあたえていただきとてもうれしいです。これからも挑戦し続けていきたいと思っています。今後ともよろしくお願い致します。
白神 裕彦
準会員推挙
絵画部奨励賞
この度90回展におきまして、奨励賞並びに新準会員推挙をいただいたことは、ひとえに皆様のご支援あってのことと心よりお礼申し上げます。これを機会に一層の研鑽に努め、皆様のご期待にお応えできるよう努力してまいりますので、今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます。
丸山 惠子
新人賞
人生いろいろな方と出逢い五輪の環のごとく、ご縁を重ねてまいりました。“90回記念国典”におきましては皆様より熱き応援をいただき…“新人賞”を。夢のようです…ビックリと感謝で…いっばいです。この喜びを今後の制作にいかしてまいりたいと思います。本当にありがとうございました。
金子 久雄
会友賞
この度90回記念国展にて会友賞を頂きました。会友になって初年度で栄誉ある会友賞になるとは思ってもいませんでした。これも、これまでご教示を頂いた先生方のおかげだと心より感謝しております。私は絶滅危惧種のグレビーシマウマを描いております。この馬は普通のシマウマより大型で白黒の模様が細かいことが特徴です。見た目の美しさもありますが、その優しい姿に心奪われている一人です。 今回、このシマウマを描いての初受賞となり、大変光栄に存じております。
澤田 蓑里
会友賞
私77才、今回第90回の記念に会友賞をいただき大変うれしかったです。21才から今日まで海上勤務しています。若い時は外国航路の船長をし、現在国交省の監督測量の船長をしながら作品に向かっています。35才で外国航路船を止め、帰秋し港囚船に乗った頃、会員の佐々木良三先生との出会いが最大の影響でした。先生も船が好きで話が合うし色々と勉強になりました。まだ船員をしながら作品に向かって、早く会員になるまで頑張ります。皆さん宜しく御願いいたします。
東山崎 茂子
会友賞
この度は、会友賞をいただき誠にありがとうございました。驚きと嬉しさとそして、身の引き締まる思いがいたしました。いつも温かくご指導くださる先生方、一緒に励む仲間に感謝の気持ちでいっぱいです。これからもトモダチを一生懸命追いかけます。ご指導よろしくお願いいたします。
伊藤 理恵子
絵画部奨励賞
この度は絵画部奨励賞をいただきありがとうございます。今回三回目の入選で受賞することができ、大変嬉しく思っています。国展では様々な表現の在り方を知ることができ、私自身とても良い刺激を受けています。頂いた賞を励みとし、コツコツ、ひたすらに制作していこうとおもいます。
岩木 秀子
絵画部奨励賞
この度は、絵画部奨励賞をいただきありがとうございます。今後の制作にたくさんの力をいただきました。これを機により自分を見つめ、制作に励んでゆきたいと思っています。今後とも、よろしくお願いいたします。
岡田 眞理子
絵画部奨励賞
国画会90回展に、奨励賞を頂き 本当にありがとうございます。60歳を記念して初出品し、初入選致しました。その時、100回展まで頑張ろうと思いました。6年目の今年、賞を頂けるなんて夢のようです。100回展目指してこれからも精進していきますので、よろしくお願いいたします。
関 美枝子
絵画部奨励賞
この度90回国展で奨励賞を頂きましてありがとうございました。昨年に続き、受賞できましたことは、先生を始め、皆様の御指導、御支援の賜と心からお礼申し上げます。今後も心にある「カタチ」をテーマとして追究していきたいと思います。本当にありがとうございました。
瀬谷 豊
絵画部奨励賞
この度は、絵画部奨励賞を賜わり、ありがとうございました。去年に続き、大変感謝しております。国展に出品して11年目。この間の出来事を思い返して、自分の中で整理しております。気持ちを整えて、来年の本展でも納得のできる作品を出品させて頂く所存です。また、AIM展の仲間、吉川孝君おめでとうございます。僕も頑張ります。先生方、ご指導の程、宜しくお願い致します。ありがとうございました。
辰巳 隆
絵画部奨励賞
男と女の心の揺らぎは、不可解でいて何と魅惑的であり、永遠に追い続けたいテーマと感じ、取り組み始めました。そして振り子の動きを比喩に、両極に視点を置くことで、心の不可解な闇を見つめ私なりの形象が見えてくるのではと思います。これからも答えの見出せぬ事と思いますが、成長性を信じ試行錯誤をしながら変化を楽しむ冷静さも忘れずに、掴み切れない闇を見続けていきたいと思います。
福田 あつ子
絵画部奨励賞
この度は、栄えある賞を頂きありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。この作品は、ある夏の朝、気だるさや何かしら押し寄せる不安な感情と、そして希望を抱きながらそれぞれの居場所へと向かうため横断歩道を渡る人々の都会の一角を、たとえば金魚が見るとすれば、揺らぎと歪みのまるで「ひと夢」かのごとく映るのか、と思い描いてみました。これを機に、これからも精進してまいりますので、ご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。