90回記念国展
美術の春・公募展は日本の文化
国画会は美術の春に、90回記念国展を迎えることになりました。
大正14年に国画創作協会の第二部として、梅原龍三郎を迎え洋画部を創設して以来、一貫して「創作の自由をもって第一とし、常に個性を重んじ、何者にも既定拘束されない精神の自由さ」を標榜して今日に至っています。
その間、草創期にはマチス、セザンヌ、ブールデルなどの絵画や彫刻を特別陳列し、我が国の美術界に革新的な空気を運んできました。
また、近年は美術団体としていかに社会との関わりを持ち得るのかという視点に立ち、地球の環境や自然保護・社会福祉などにも積極的に関わってまいりました。
現在、絵画・版画・彫刻・工芸・写真の五部門を擁する総合美術団体として、それぞれに競い合い、切磋琢磨の姿勢のもと、新人育成にも大きく力を注いでまいりました。
ここに90回の大きな節目を迎えることができましたことに感謝しつつ、今春の美の祭典をお楽しみいただければ幸いです。
開催概要
会場 | 六本木 国立新美術館 |
期間 | 2016年4月27日(水)〜5月9日(月)※休館日無し 午前10時〜午後6時(金曜日は午後8時まで・入場は閉館の30分前まで) 最終日は午後2時閉会(入場は閉館の1時間前まで) |
入場料 | 1,000円(学生以下無料) WEB割引き500円、館内企画展入場料割引き500円 5月6日は無料 |
イベント |
5月5日(木・祝) トークイン「聞こえますかアートの声」 |
巡回展 |
名古屋展 愛知県美術館ギャラリー 5月24日(火)〜5月29日(日) |
主催 | 国画会 |
後援 | NHK厚生文化事業団 (財)日本自然保護協会 |
2019/05/10 国展|