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弘誓寺絵画展<古刹と絵画/美のコラボレーション> REST のご報告 2024.11

 

 滋賀県東近江市における弘誓寺絵画展は、この度20年の 足跡を一旦休む事 (REST) となりました。 概略としては 2005/石井豊太抽象画展という個展に始まり、2010/弘誓寺 抽象画展としてグループ展へ 2020/弘誓寺絵画展となって本年はRESTへの道のりでした。

 東近江市は近江商人発祥の地にして、会場の弘誓寺は 1290 年創建の重要文化財。 そんな歴史を誇る地元 「文挙の会」 による主催がこの展覧会。 古刹の外側回廊に絵画を陳列すると いうコラボの試みを継続してここに至りました。 主催者側の私たちに対する応援体制は大変厚く、 会期設定/陳列/広報/開会式/当番/懇話会/お昼ご飯 に至るまで、 運営全体にわたるものでした。 何よりも台風シーズンの中、 直前には展示中 の作品群を一時的に本堂内に避難させ、 台風一過すればまた再陳列という離れ業には、 出品者側にとって驚きと同時に感謝しかありませんでした。

 そんな20年の間、 最初から今回まで、中心として活躍 の石井豊太会員も95歳! ここらで一旦休止して(REST) いつの日かの再生に託す事となりました。
本年は記念誌 「古刹と絵画」 の作成。また遠く山口 から石丸康生会員は出品の上、 初日のギャラリートークへ駆けつけての参加もあり大いに盛り上がりました。 最終日は内陣にてこの日限りの「野村文挙展」が開催されるなど、周辺一帯が秋祭りの中、賑やかに閉幕致しました事をご報告致します。

 

2024・10 弘誓寺絵画展幹事会 多納三勢

< 第20回記念 弘誓寺絵画展 REST >
2024年9月22日~29日
於:滋賀県東近江市五個荘金堂町・弘誓寺
主催 文挙の会
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(地元出身の日本画家 野村文挙を顕彰する会)
出品者 石井豊太 石丸康生 大西孝幸
小倉百合子 門川昭子 
鎌田戸喜子 宋 貴美子 多納三勢
戸狩うた 光田千代 宮地佳代
森本恭代 森山陽子 / 北川幸夫

     2024/11/29  絵画部TOPIX


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