国展 > 絵画部コンテンツ > 絵画部鑑査方針・ごあいさつ > 第97回 国展絵画部 ごあいさつ 第97回 国展絵画部 ごあいさつ ごあいさつ 第97回国展の開催に呼応し、絵画部の図録を刊行いたします。 国展は、過去、先の大戦による展覧会中止を経験し、その後75年の時を経て、コロナ禍により2年続けての本展中止を余儀なくされました 。 昨年は、東京・名古屋・福岡展を開催し、本年も東京・名古屋展の開催の運びとなり、好ましい状況に戻ることができました。 他方、各作家は、各地方展や個人の発表という長い道程を歩んで本展に臨み、 パンデミックや収束の見えない紛争の中にあっても、自己の内面や社会 との矛盾に立ち向かいつつ制作を続ける創造者と認識いたします。 そのようにして生まれた作品の数々を展覧会そして図録を通してご高覧頂けるならばとても幸いなことと思います。 今のような社会情勢の時こそ、アートの持つ自由で平和な発想が未来への架け橋となることを信じると共に、 国展の長い歴史の中で培われた 「創作の 自由表現の自由」 の精神が永遠に続くことを願ってやみません。 2023年5月 国画会絵画部 (文・蝦名協子) 共有:Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます) 2023/05/28 2023/06/28 絵画部鑑査方針・ごあいさつ|