90回記念国展版画部 初入選者の声
90回記念国展に出品された初入選の方々にご連絡させていただき、ご返答戴きましたコメントをお知らせいたします。
項目として以下の事にお答え戴きました。
○なぜ国展に出品しましたか?
○制作の原動力になるものは?
○10年後、どうありたいとお考えですか
○国画会版画部に対してどのようなイメージをお持ちですか?
今回コメントを寄せていただきました初入選の方々に御礼申し上げます。(順不同、敬称略)
池内通子(イケウチミチコ) ウオータレスリトグラフ
○なぜ国展に出品されましたか?
憧れの国展。日本最高峰の国展。
国画会会員の師からお声がけいただきまして、夢のようで、嬉しさのあまり、おもい切って出品してしまいました。
○創作の原動力となるものは?
楽しいから。
○10年後、どうありたいとお考えですか?
国展に入選したいです。
○国画会版画部に対してどのようなイメージをお持ちですか?
日本最高峰の国画会版画部。
三好敏弘(ミヨシトシヒロ) 銅版画
○なぜ国展に出品されましたか?
芸術の可能性に戸惑い、30才で制作を止めました。2014年5月、人生の集大成として個展後、今日まで、多数の新作が生まれました。そのまま放置しても仕方なく、地域と施設に役立てばとの思いから、春陽会、又日本版画協会にも出品したいと思っています。
○制作の原動力となるものは?
高齢者施設を運営する中で、“いのち”と密接になり、個展後「いのち・宇宙・魂」のテーマが明確になったことと合わせて、次々と作品が生まれるようになりました。
○10年後、どうありたいとお考えですか?
考えておりません。
○国画会版画部に対してどのようなイメージをお持ちですか?
芸術が科学に呑み込まれていきそうに感じました。人間の特権である“こころ”を求めて、アナログ手作りの制作態度で、できるまで続けたいと思っています。