本年度の国展は80回記念展です。
慣れ親しんでいた東京都美術館での発表は今年限りで終了致します。
有終の美を飾るべく審査委員の皆様には出来るだけ幅広く、応募作品に少々のやりそこないや不完全な所があっても、今日的な仕事であれば入選させて下さい。美術は時代と共にあると思うからです。
会場の都合で展示作品に限りがありますが、次年度からの新国立美術館の広さを考えると出来るだけ多くの作品を入選させたいと思っています。会員の皆様にはよろしく御配慮の程お願い致します。
最後にこの80回展が玩具箱をひっくり返したような驚きと楽しさのある会場になればと願っております。