笠原博司(織)かさはらひろし KASAHARA Hiroshi

第99回2025<藍染経絣熨斗目文掬い織り着物 「Poetry」>
人の思考のあらゆるものは自然の中から生まれ、それを経験という自身の包容力が補っているように思います。いつも私なりの詩の世界観を表現することを大切にしたいと考えています。

第98回2024<紫根・茜染経絣綾織着物「瞑想する花・Flower for meditation」>
華やかさの中に静謐を湛えた野の花の佇まいをきものに表現した。
茜や、私の地元加美町で栽培された薬草「紫根」を用いています。

第96回2022<桜染熨斗目綾織訪問着「花の調べ」>
私たちの世界は新世紀を迎えてもなお、争いや災禍の絶えない混沌の中にある。行く春に想う今こそ天上の奏でる調べに耳を傾けてほしい。人の幸いの何たるかを知るべきである。














