2015.07.16 更新
絵画部トピックス


第89回国展絵画部  初入選「喜びの声」 2015.7

 第89回展に出品された絵画部の初入選の方々にご連絡させていただき、初入選のコメントをいただきました。お聞きした項目は以下です。

1,なぜ国展に出品されましたか?
2,国展絵画部初入選の感想をお聞かせ下さい。

今回は名前を掲載せず、初入選の「喜びの声」という記事として掲載します。
今回コメントを寄せていただきました初入選の方々に御礼申し上げます。

 

 1,なぜ国展に出品されましたか?

自分の出品した理由は自分の好きな島田章三先生や開光市先生が国画会にいると聞いて国画会に出品しようと考えたからです。

★以前、知り合いに誘われて国展を見に行きました。迫力のある作品の数々は、私の心を一気に掴みました。これを機に、私も人の心に残るような作品を出品したい、国展に出品したいと思うようになりました。

★国展を選んだ理由は、国画会会員の先生方の作風が、かなり自由であり、当時私が考えていたいくつかの方法のどれでも許容範囲であることです。

★現役を引退し、描きたかった絵が描けるようになり、市内の画廊で2年毎に個展を開催して来ました。5回目を迎えた折、ある国画会の人から「チャレンジしてみたら?」の言葉をかけられ決意しました。

★毎年拝見させて頂いて、この様々な作品があるこの会場の中に自分も絵を置かせていただけたら嬉しいと思い、出品しました。

★絵を描き続けて40年 になります。私の絵は水墨と水彩の融合で、いわゆる洋画でも日本画でもありません。国画会の募集要項には、洋画・日本画ではなく「絵画部 門」とあり、「自分の絵も大丈夫かな?」と出品致しました。

★油絵をはじめて略3年が経ち、一つの区切りとして又絵画教室の先生からの強い薦めもあり、今回憧れていた国展への挑戦となりました。初入選大変嬉しく思います。

★美大の時の先生が国画で活躍され、又島田章三、鮎子夫妻の絵が好きになり、自由な作風が多く興味深かったからです。卒業してから45年経ってしまいましたが、自分の作品の内容を高め、他の人から刺激を受ける為に挑戦いたしました。

★「第89回国展絵画部企画展示 全国7ブロックから推薦された若手作家たちによる企画展」に推薦していただいたことがきっかけです。その推薦とともに、会員の方に国展出品に誘っていただきました。

★今まで具象作品を描いていましたが、国画展の自由な発想での作品にあこがれて勉強したくて応募いたしました。

★夫の叔母が国画会の会員で、毎年国展を観に行くのが恒例行事となっていました。公募展としての国展が身近だったことと、展示されている作風の振り 幅が広いのが面白くて、私も何か出してみたいと思うようになりました。

★国展は毎年観に行き、躍動的で表現の自由さを感じさせる作品が多く、楽しみにしておりました。自分自身も表現者として、是非一度は出品したいと考え、今回拙いながらも思い切って出品してみました。

★亡き恩師から国展を勧められていました。それでなるべく毎年観に行くようにしていました。でも自信がなくて何年も過ぎていきましたが、参加したグループ展で国画会の方達に出会う機会があり出品することを決心致しました。

★数ある公募展の中で国展入選作品に心を惹かれました。会員の先生を訪ね話を聞く中で具象抽象ジャンルを問わず幅広い自由さを感じました。ここなら自分の今描きたいものを表現することができるんじゃないかと出品を決めました

★地元の展覧会に出品していたところ、国画会会員の恩師と会友の友人に勧められて出品することにしました。国画会の選考は民主的と聞きましたし、過去に難波田さんや香月さんなどの尊敬する画家が所属していた団体だからです。

★弥富節子先生よりお話を頂き、出品しました。

★人の才能には、大きな差異がない。しかし、どんな土壌で育ったかは極めて大切なことである。国画会はその観点からみて、たくさんの人材と多くの実績があり、私の憧れの会でありました。

 
 2,国展絵画部初入選の感想をお聞かせ下さい。

★今回、作品を出品した時は入選出来るか不安で仕方がありませんでしたが何とか初出品で入選出来てとても嬉しくって仕方がありませんでした。

★今回は、私のような作品を選んで頂き感謝の気持ちで一杯です。自分の作品が入選するとは夢にも思いませんでした。私は我がままで、描きたい時に描くと言うやり方でしたが、身を引き締め、コツコツと努力を重ねることも大切だと感じています。今後、より一層の努力をして行きたいと考えています。

★「とても嬉しい」の一言です。長い教員生活を終えて、やっと自由に絵を描けるようになったものの、作品の構成力や制作時の集中力など、極端に落ちていました。迷い苦しんで、それでも、関西国展に早く入選させてもらったことで、素晴らしい先生方や友人に助けられて、やっと本展に入選できました。感謝です。

★初めて130号を2点描きました。何もかも初体験でしんどい反面、色々な経験が出来ました。今の自分には精一杯の作品で如何に評価されるか不安でしたがお蔭様で内1点が入選の栄誉を頂けました。他作品に比し未熟な点に留意し次回に向け努めたいと思います。

★ここまでたくさんの作品が展示された展覧会に出したことがなくて、自分の作品が展示されるまで夢なのではと思ってました。また、実際に会場において頂くことで、今後向かいたい方向性や自分に今足りないものを痛感することが出来とても励みになりました。

★私の絵は具象画なので、抽象画を出品される方が多い中、受け付けてもらえるか正直心配でした。「入選」という 評価をいただき大変感謝しております。展示会では、やはり抽象画が多く、サイズも大きくて圧倒されるばかりでしたが、「具象画の中にも感 情移入できる」を持論に、今後も出品を続けていきたいと思います。

★初出品・初入選の驚きとややホッとした気持ちが半ばしています。今回の公募展(国展)入選は私にとって今後も引き続き絵画を続けてゆこうと云う大きなかつ新たな動機になりました。大変感謝しております。

★今回、作品を出品した時は入選出来るか不安で仕方がありませんでしたが何とか初出品で入選出来てとても嬉しくって仕方がありませんでした。

★小中高の美術教師を定年退職し、やっと憧れの国展に初入選でき嬉しいです。沢山の優秀な作品の中で自分の絵がどう見えるか、大変勉強になりました。トークインで批評された事を参考に、今後はオリジナリティーの追求や、技術的問題、テーマ等研さんを積みたいと思います。貴重な機会を与えて下さり、感謝申し上げます。

★この入選で、作家としてのスタートラインに立てたと思いました。向上心と追求心がより一層かき立てられました。喜びと継続して突き詰める重要さを感じました。

★具象しか描いていなくて頭も固いですが、今はドックの重厚な風景に引かれて描いていますがその作品で入選出来たことはこの上ない喜びです。これから国画会にふさわしい作品が描けるよう精進したいと思います。よろしくご指導下さいますようお願いいたします

★まさか入選できるとは……ただ驚いています。絵を描く時の、自分と向き合う時間がとても新鮮で楽しく、楽しく描けたものが入選となり大変嬉しく思 います。また今回講評を伺って大変勉強になりました。これからの課題が山積みです。

★第89回国展に入選させていただき誠にありがとうございました。思いがけない入選の知らせに、心身共に舞い上がるような気持ちで一杯でした。好きな作家さんが何人も所属しておられ、ご一緒に展示されることに大きな喜びを感じております。それと共に、会に恥じることのないような作品を描かなくてはと、心が引き締まる次第であります。誠にありがとうございました

★初入選のお知らせを頂いた時は、天にも昇る程嬉しかったです。会場や懇親会で会員の先生達から御講評を頂く内に、これからの厳しい道を想像して、だんだん緊張して参りました。今は、会員の先生の御指導を頂きながら、自分の表現したい絵を考えたり感じたりして、その為の制作方法や技術について勉強して研鑽を積んで参りたいと思っています。

★大変嬉しいと同時に国展出品にあたり色々とアドバイスを頂いた先生方やライバル目線で刺激を受けた学校の友人に感謝の気持ちを伝えたいです。また出品への形式的な色々な不安を抱いていた私に国展会員の先輩方は「若いうちに思いっきり自由に描いて学んで変わることを楽しんで」と助言くださったこと本当に有難うございました

★全国規模の公募展で、しかもレベルの高い国展ですから、嬉しくてとび上がりました。130号という大作に向かい描き上げたことで一つ、入選と認めていただけたことでまた一つハードルを跳び越えた感じがします。今まで通り「何を描くか」を大切にして描いていっていいんだなと再認識して自分の方向性に自信を持つことができました。

★自分の作品が認められ、大変嬉しくまた光栄に思います。展示会が六本木の国立新美術館であったので、たくさんの人々に見て頂けた事も嬉しかったです。他の入選者の方々の作品を見ることで、さらに自分の作品制作に刺激をもらえたのも良かったです。

★入選の報を受けたときには、とても興奮しました。またカルチャースクールの大内田先生から、お褒めの言葉とともに、直接知らされた時は入選の喜びを実感しました。と同時に、これが遅い遅い私の絵描きとしての出発の朝であります。残された日々を高見に向かう精進の時としたく存じます。

 




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