絵画部トピックス
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平成15年第9回のスケッチ会は,10月25日から26日にわたり京都で催されました。前日ゴルフをした人たちも元気に来られ,総勢36名の参加者がありました。 初日午後1時,祇園八坂神社の西楼門に集合し,1)祇園周辺,2)円山・青蓮院周辺,3)清水・八坂の塔周辺の三コースに分かれ,夕方までスケッチをしました。 京都の中心地ではいたるところにマンションビルが建てられ,瓦屋根の町家が軒を並べる古都の景色がなくなりつつありますが,この三コースは,落ち着いた風情がただよっています。散策するならたいへん結構な所なのですが,スケッチを描くには難儀な所で,伝統的建造物群とか,東山の起伏によって家並みが立体的に構成されている景観とか,美しい所がたくさんありすぎて,どれを選んで描いたらええのやら,とまどいます。しかしさすが国画会のかたがたです,つぎつぎに傑作をものにしておられました。 夕刻,スケッチを終え,八坂神社より約5km北にある宿泊所のアピカルインに集合しました。宿泊棟は片廊下になっており,すべての宿泊室は高野川に面した側にあります。窓からは標高約1000mの比叡山を望むことができます。比叡山は,天台宗の開祖最澄の延暦寺があることでよく知られています。 さて,午後6時半から宴会があり,宴会後のスケッチ批評会は,高揚した活気あふれる講評がおこなわれ,盛り上がりました。翌日,宿泊所の前で記念撮影をして解散式を行いました。用事のある人を除いて,たくさんの人がオプションスケッチ会に参加され,修学院駅から叡電(えいでん:叡山電鉄)に乗って,牛若丸と弁慶の鞍馬山の鞍馬神社へ出かけました。森閑とした山の中にあり山岳神社の趣があります。そして午後解散。今回の特徴は,古都の再発見をテーマにしたことです。最初の日も2日目も,歴史的に由緒のある景勝地でスケッチを行いました。両日ともに秋の晴天で,ホッとしました。 ご協力ありがとうございました。 |
スケッチの様子 |
講評会 |
2001年11月17日〜18日、第7回国画会絵画部スケッチ旅行を「九州の秋を描く旅」として計画しました。 大分県国東半島の国宝「富貴寺」を訪ね「宇佐新宮」に立ち寄り、宿泊地「湯布院」へ参りました。 深まる湯布院の秋を皆様方と楽しく過ごすことができました。 写真の人数プラス3人ぐらい、埼玉、東京、千葉、大阪、と地元九州の皆さんです。 前日は湯布院の秋をスケッチ、夕食後にはその成果を見せあい大いに盛り上がりました。 翌日は久住の山々をスケ ッチし、九州の秋を満喫いたしました。 |
例年の慣行となった国画会絵画部スケッチ大会が、今年も盛会のうちに行われました。 |
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受賞 2001年 松宮純夫絵画部会員 第10回青木繁記念大賞展、大賞受賞。
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