国立新美術館での第81回展(昨年)は会の歴史に新しい価値ある1ページを刻むことが出来ました。
色々な困難な課題を抱えての船出でしたが、皆様の協力で克服し感銘すべき画期的な成果を残しました。
国画会も今日では五指に数えられるまでに成長し日本の公募展の一翼を担って居ります。
それは常に新しい作家を公正で開かれた場で積極的に発掘し、常に新しい試みを怠らなかったからです。
これからも周囲や柵みにとらわれずに作家の姿勢を貫いて鑑査にあたりましょう。
今回は奨励賞を従来の3人から10人に増やします。会則では鑑査員長は会務委員会が会員の意見を協議しその基本案をもとに鑑査の方針を立てます。だから進んでご意見やご指導をお願いします。
今年の方針は基本として昨年の意見を尊重しますので2点作家も考慮してください。年毎にあまり変わりますと出品者や会員に誤解と混乱が生まれるからです。
又、鑑査は会員の義務です。参加して意見や理念を発露してください。
皆様の温かいご理解とご協力で大役を模索遂行したいと切願いたします。