第91回国展 彫刻部推挙者、受賞者、初入選者コメント | 国展

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第91回国展 彫刻部推挙者、受賞者、初入選者コメント

第91回国展にて推挙、受賞された方、初入選された方にコメントをいただきましたので紹介いたします。
ご協力いただいた皆様ありがとうございました。

推挙者、受賞者コメント

樟 115cm×138cm×55cm

<会員推挙>
瀧澤春生『「道」-終わりなき道をゆく-』

◇受賞、推挙のコメント
この度は会員に推挙して頂き、誠にありがとうございます。
2000年より国画会に出品させて頂き17年間。「自身の表現することへの情熱の持続」「他者からの励ましの言葉や感想」「会の方からのご助言や作品、活動を通しての刺激」等、会に関わることで得ることができたことに感謝致します。
今後も、自身の制作の深化と共に、会の発展も願って、活動していきたいと思います。

アルミニウム、鉄 270×200×200cm

<会員推挙><準会員優作賞>
冨森 士史『炎鯨超逆風2017』

◇受賞、推挙のコメント
このたびは会員推挙、準会員優作賞を頂き、有り難うございます。
制作面では、次元壁の手ざわりを感じつつ、神秘領域を表現すべく可能性を追求致します。

樟 200×80×40cm

<準会員彫刻部F氏特別賞>
宮崎 みどり『手結』

◇受賞、推挙のコメント
このたびは素晴らしい賞を授けて頂き、誠にありがとうございました。
出品作「手結」は水の中を漂う女性を、水と身体を融合させながら造形化することで表現しました。港の地名「手結」のように物と人とが結びつき、繋がって、広がっていく、そんなイメージを見てくださった方とも共有できれば幸いです。
本賞を励みに、今後もより一層精進して参りたいと思います。どうもありがとうございました。

190×91×128cm 木・テラコッタ

<準会員推挙><T社奨励賞>
鹿山 卓耶『存在の移ろい』

◇受賞、推挙のコメント
この度は、T社奨励賞受賞ならびに準会員推挙を頂きましてありがとうございます。まだまだ未熟な私にとってはとても身に余る思いです。
今回の作品では、ものの内面性の発現に取り組みました。テラコッタと木の異なる素材観と彫刻の造形美との関係性に難しさを感じていた中での受賞であったため、とても励みになりました。
これからは準会員として、これまで以上に少しでもよい作品が生み出せるよう努めていきたいと思います。

170×90×50cm 石

<準会員推挙>
<会友賞><新海賞>
菅原 睦『滴り』

◇受賞、推挙のコメント
このたびは国画会彫刻部の準会員に推挙いただきましたことに心から感謝申し上げます。
私が初めて国画会に出品したは学生時代のことでした。私にとって国展に陳列される彫刻作品はどれも刺激に満ち、展示会場は憧れと学びに溢れた空間でした。
今後は会員の皆様と一緒に活動させていただけることを誇りとして、表現者としてより一層精進していきたいと思います。

乾漆 173×93×87cm

<千野賞>
櫻井 信乃『理由』

〇なぜ国展に出品されましたか?
大学の研究室の先生に、出品を勧められたからです。

〇制作の原動力となるものは?
色々な身近にある自然を見て、不思議に感じたり面白いと思ったりする気持ちです。

〇10年後、どうありたいとお考えですか?
仕事もしながら、自分のペースで制作もしていたいです。

〇国画会彫刻部に対して、どのようなイメージをお持ちですか?
多くの方々に作品を発表し、講評して頂くことができる良い機会であり、場だと感じています。

◇受賞、推挙のコメント
このたびはこのような賞を頂くことができ、大変光栄に思います。4年間の大学生活の中での制作に対する想いや考えを詰め込むことができたと共に、そのような私にとって大切な作品が受賞できたことは、わたしの一生の宝物になることと思います。
今はまだ制作を続けることが難しく、彫刻から離れてしまっていますが、再び制作に取り組みたいと考えています。ありがとうございました。

木 172×164×148cm

<彫刻部奨励賞>
轟 颯馬『憧れ』

〇なぜ国展に出品されましたか?
大学の教員から、出品してみてはと声をかけて頂いた事がきっかけです。

〇制作の原動力となるものは?
日々の生活の中で、考えた考えたこと、感じたことを形にしたいという思い。また、面白い形やモチーフに出会った時の感動。

〇10年後、どうありたいとお考えですか?
作家活動を生活の中心として続けながら、主に扱う素材である木の良さ、難しさを発信していける存在でありたい。

〇国画会彫刻部に対して、どのようなイメージをお持ちですか?
長い歴史を持ちながら、挑戦的な姿勢があり、若い作家の背中を押してくれるようなイメージ。

◇受賞、推挙のコメント
彫刻部奨励賞を頂き、ありがとうございました。まだまだ私自身として、満足のいく作品に仕上がったという感覚ではありませんが、今できる全てを注いだ今回の作品を評価して頂けたことをとても光栄に思います。
奨励賞という賞の意味をしっかり受け止め、これからますます精進して制作に励んでいきます。今後ともご注目の程よろしくお願い致します。

榎・樺 180×90×140cm

<F氏奨励賞>
柿田 康利『自然淘汰』

〇なぜ国展に出品されましたか?
卒業制作を控える大学3年という時期の自身の作品を全国公募展に出品することで、自分のこれまでを振り返り、次の制作へ繋げる機会になればと思い出品しました。

〇制作の原動力となるものは?
低いレベルではありますが、技術の体得や向上を目指し、鑑賞者が「どうやって作ったのか」「すごい」など感じてもらえるような作品を作りたいという意欲からです。

〇10年後、どうありたいとお考えですか?
制作を続けることができていればと思います。現段階で10年後の自分を想像できませんが、彫刻に関わって行きたいです。

〇国画会彫刻部に対して、どのようなイメージをお持ちですか?
年齢層が幅広いなと感じました。初めて全国公募の展覧会の作品を見ましたが、具象から抽象まで様々で非常にレベルが高いという印象を受けました。

◇受賞、推挙のコメント
初出品でこのような賞を頂き、大変光栄です。これまで自分の作りたいものを作ることを核として制作を進めてきました。自分の作風など全くなく、まだ荒削りなものですが、国展という大きな場で評価を頂き、自信と次への制作意欲になりました。
今後の制作に向けて精進していきたいと思います。有り難うございました。

木 165×180×180cm

<B社奨励賞>
三澤 実『風のマンダラ』

◇受賞、推挙のコメント
私の作品づくりは木の切断、接着、面削りをしてできた複数の部材を接合、構築して形が生まれます。このような他の人がやってないと思われる制作の技術や方法なので、彫刻として作品が認められるのか、不安な気持ちでの出品です。ですから、入選通知と共に、入賞の通知があるのを知ったときは、自分のやり方で良かったんだと望外の喜びでした。
この受賞を励みに、これからも自分の方法で自分だけの形や美しさに出会えるように作品づくりに励みたいと思います。

初入選者コメント

白井 直子『青空の下に』

〇なぜ国展に出品されましたか?
知り合いに勧められたです。レベルの高い会だと思い、試してみました。

〇制作の原動力となるものは?
土粘土の可塑性(つけたり、削ったり)して形をつくることに喜びを感じ、とても気持ちいいです。楽しい時間です。

〇10年後、どうありたいとお考えですか?
自分の個性を発揮できるような作品が作れたらいいなぁと思っています。

〇国画会彫刻部に対して、どのようなイメージをお持ちですか?
様々なジャンル(素材、表現方法など)の彫刻が多く、たいへん勉強になります。

三木 茂『最初の一歩』

〇なぜ国展に出品されましたか?
これまで公募団体の作品展をいろいろ見ましたが、立体に限らず平面作品も含め新しいことにチャレンジされてされているのは、新制作、国展、二紀会でした。
その中でも国展の彫刻は具象、抽象に偏ることがなく作風の幅も広かったので、私の考えに近いと思い応募しました。

〇制作の原動力となるものは?
ものつくりの原点は創作意欲を掻き立てるテーマ(イメージ)だと思います。私の場合、ストーリー性やファンタジーを感じさせるイメージを題材にして、具象と抽象の狭間で形にしています。作品を見た人がほっこりとした気持ちになり、「WOW」と言ってくれることを目指して作品を作っています。

〇10年後、どうありたいとお考えですか?
私にとっては10年後までの道程が重要で、これからも好奇心の赴くまま新しいことにチャレンジしていきたい。石彫もその一つです。その為に体力、気力、創造力を維持していくことがこれからの課題です。

〇国画会彫刻部に対して、どのようなイメージをお持ちですか?
先に書いたように、具象、抽象に偏ることがなく多様な個性を尊重し受け止める懐の深さがあると思います。

    彫刻部


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