国画会が運営する日本最大級の公募展。

第89回国展版画部 初入選者の声

JOMEN and TANKO (ジョウメンアンドタンコ)デジタルプリント

89回 jomenandtanko

「狭間」デジタルプリント(111 × 111cm)

なぜ国展に出品されましたか?

とある公募展で知り合った作家先生から出品を勧められて、単純に挑戦してみようかと思いました。 日本最大級の公募展ということもあり、益々出品してみようという気持ちになりました。

制作の原動力となるものは?

ハングリー精神です。

10年後、どうありたいとお考えですか?

時代の移り変わりが急速のだめ、アートの世界の表現がどのような状況になっているのか、今現在では、想像も付きませんが、『良い作品は残る』という事を目標として、作家として現役でありたいと思っています。

国画会版画部に対してどのようなイメージをお持ちですか?

手法に囚われずに、幅広く作品を受け入れているイメージです。

鈴木芳朗(スズキヨシアキ)デジタルプリント

89回「Tup」 鈴木芳朗 

「Tup」デジタルプリント(64 x 86cm)

なぜ国展に出品されましたか?

私は約10年前からパソコンで絵を模写する趣味を持っています。描いた(作った)絵はほとんどインターネットブログで発表してきました。1年前に國井デシタル・アート教室に参加させて頂き、自分の絵を作る事ができる用になり、先生からのアドバイスで背中を押され公募出品しました。

制作の原動力となるものは?

母の趣味が、和紙押し絵の制作で、私も少し手伝ったのですが、私の後を継ぐほど押し絵の技術も時間も資金もないので、手頃なパソコンで押し絵風に絵を模写(江戸浮世絵)作って参ったのですが、今まで一人で作っていた中、最近はパソコン(デジタル・アート)教室の仲間が出来てともに励みに成っています。

10年後、どうありたいとお考えですか?

今までパソコンで作った絵を公募展示する所は無いと思っていました。それが今回、國井先生の教室に入って、国内最大級の国展に公募でき、入選までして、国立新美術館で飾ってもらえるなんてとても幸運な事だと思います。今後は、パソコンのソフトを駆使しと共に、作品の表現を追及し制作を続けていきます。

国画会版画部に対してどのようなイメージをお持ちですか?

版画は美術界の中では、まだ新しい部門だと聞いています。新しいからデジタル・プリントがあるのですね。写真印画紙がデジタル・プリントに変わる中、江戸時代の浮世絵も、海外では人気なのと同じように、今後、パソコンで加工および作った絵が増えるのでは、漫画やショートアニメ動画が美術館に展示されるかも。版画は昔も今も、最先端の表現方法を発展させる部門だと考えます。

高橋恵美子(タカハシエミコ)ステンシル

89回 高橋恵美子(タカハシエミコ)「作品15-2」

「作品15-2」ステンシル(69.5x 49.5cm)

なぜ国展に出品されましたか?

版画経験皆無の私がカルチャーセンターで、よき師、仲間にめぐり合い、十余年、楽しく(おしゃべりタイムの方が多い)過ごしてきましたが、「老人の単なる暇潰しに終わりたくないなぁー」と心の隅で思っていた矢先、国画会会員の師より背を押され、落選覚悟で(まあお話の種にでもなれば)と、出品した次第です。

制作の原動力となるものは?

私の作品を見た何人かは若い人の作品だと思っていたと、言われました(本人に合って少々ガッカリ?)。私は若いママ達と小学校で読み聞かせをしたり、人形劇等を行ったりしています。自分の老いを忘れ若い人達と一緒にいる事が大好きな、一寸変った「オバアちゃん」です。自分では意識はしていませんが、こんな所が作品に出てくるかな?と、思っていますが……

10年後、どうありたいとお考えですか?

10年後、願わくば元気で、今のままが続いていてくれればと思いますが、それは一寸無理でしょうネ。 まあ命ある限り体力の続く限り一作一作心を込めてよい作品を作って行きたいと思っています。

国画会版画部に対してどのようなイメージをお持ちですか?

展覧会での、すばらしい作品の数々、迫力に満ち、いつも圧倒され続け、私などとても手の届かない違う世界、遠い遠い存在でした。 この度の夢の様な出来事(入選)は未知の扉の隙間を、そっとのぞかせていただけたという思いです。今後も努力を重ね、重い扉を少しでも押し広げて行けたらいいなあ……、はかない希望でしょうか?

永田寿治(ナガタトシジ)木版

89回 永田寿治(ナガタトシジ)

「都市風景4」木版(60 x 90cm)

なぜ国展に出品されましたか?

魅かれる作品を、何時も見せてくださる作家の下でと願い。

制作の原動力となるものは?

人の持っている多様な思考、行動、生活等に興味が向きます。そして、その人々を抱き込む都市、そんな事々を表現出来たらと考えることが原動力になっています。

10年後、どうありたいとお考えですか?

75才の嬉しい初入選、そして初受賞でした。 10年後、85才になって版画作りを愉しめる状況であれば、それは理想の10年後です。

成田夏美(ナリタナツミ)リトグラフ

89回 成田夏美(ナリタナツミ)

「祝福を纏って」リトグラフ(68.5 x 49cm)

なぜ国展に出品されましたか?

版画の世界にしっかりと触れてみたのは大学に入ってからだったので、自分の版画作品はどう評価されるのかという興味と、今まで美術をやってきてどこまで作れるようになったか試しも兼ねて出品させていただきました。

制作の原動力となるものは?

私の想像でしかない世界が、少しでも現実に存在できるように。人々の目にとまり、想いが伝わることを願って作っています。

10年後、どうありたいとお考えですか?

時間の合間を縫って、ちょこちょこ作ってきた作品を、自宅のリビングや庭に飾って、ミニギャラリーをやっていたいです。年を取っても美術とはふれあっていたいです。

国画会版画部に対してどのようなイメージをお持ちですか?

全国規模の大きな公募展で、著名な作家さんが数多くいる中、先輩や同輩が積極的に参加する展覧会という思いでした。初出品で入選をいただけて、大変光栄です。

長谷川和美(ハセガワカズミ)木版

89回 長谷川和美(ハセガワカズミ)

「作品3」木版(56 x 76cm)

なぜ国展に出品されましたか?

30数年前から、「木版画」を趣味とし、国展(名古屋展)を毎年見せて頂きました。「個性的」な作品の数々に感動しました。私は、立派な指導者の先生との出会いで出品を決めました。

制作の原動力となるものは?

巨樹の迫力、樹根の霊的なまでの生命感が胸を打ち、そのエネルギーひひかれ、作品づくりをしております。

10年後、どうありたいとお考えですか?

自然の中に根を張る樹々のように、私も作品に情熱を傾け、活力ある創作ができたらと思っています。

国画会版画部に対してどのようなイメージをお持ちですか?

版画界の巨匠、歴代の諸先生方の魅力あふれる作品に感激しております。創作版画の振興及び向上に貢献されている国画会版画部に感謝しております。

本島建治(モトジマケンジ)木版

89回 本島建治(モトジマケンジ)

「希望の石筍」木版 (74 x 52cm)

なぜ国展に出品されましたか?

木版画教室の先生(鈴木修一様)に薦められました。

制作の原動力となるものは?

加齢に打ち勝つ為に、創作活動して、現状維持。もしくは若干の向上を期待しています。

10年後、どうありたいとお考えですか?

木版画を楽しむ気力、体力がある状態。

国画会版画部に対してどのようなイメージをお持ちですか?

雲の上の夢のような版画の宝庫。

     2016/09/25  版画部


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